屋根

皆様、こんばんは。


最近天気がぐずついてますよね・・・。

雨が降っている時にどうしても外に出かけないといけない。

そんな時、皆様ならどうしますか・・・?

そうです、傘を差しますよね。


では、なぜ傘をさすのかというと・・・

それは髪の毛や服やかばんを濡らしたくないからですよね。

何を当たり前の事を言っているんだ、

という声が聞こえてきそうなのでそろそろ本題に入ります。

人でいう「傘」は家に置き換えると「屋根」になります。


建物になぜ屋根がついているかというと、

それは人と同じで外壁などを濡れにくくし

家が傷みにくくするためですね。


軒の出の深い屋根は大きな傘をさしているのと

同じですから濡れにくくなります。


ただ、人によっては大きな傘は邪魔くさいな

と感じる方もいらっしゃるかもしれません。


そんな時は防水性の高い材料を選びましょう。


いずれにせよ、降る雨は下に流れるので

その流れに逆らわないような

屋根のデザインが必要になってきます。

軒を長くして、

軒下にバルコニーを付けるのも魅力的ですね。


その際に、

『長い軒下のせいで室内が暗くなってしまう』

という悩みに直面したら

軒の上にトップライトをつけ、

室内に明るさを入れることで解決できます。


いっそのこと、垂れ流しにすることもいいですね!!


一般的にはドレンに集水し、

竪樋を通し排水していきますが

場合によってはバルコニーの先端から

垂れ流ししてしまうほうが

むしろ簡単だし安全かもしれないですね。


軒下の長さや屋根の形を変えるだけで、

自分が創りたい暮らしのカタチに変幻自在となると

家づくりもワクワクすることがたくさんあります。

自分のライフプランに合わせて屋根の形を変えてみるのもいいですね

なぜ靴を脱ぐ??

皆様 こんばんは

最近は新型コロナウイルス感染者数も減ってきて

そろそろ遠方にもお出かけして息抜きをしたいですね。


皆様は旅館で温泉に入り、ご当地の名産品や

郷土料理をいただいてゆっくり息抜き派ですか?


それとも、リゾートホテルで綺麗な夜景やオーシャンビュー、

ビュッフェなどを楽しむ堪能派ですか?


私的には・・・、どちらも捨てがたいですね笑


ところで、ホテルと旅館の違いって何だと思いますか?

和風と洋風? 畳と絨毯?

ふとんとベット? 大浴場とユニットバス?

数え上げればきりがありませんね。


私が思うにそれは、、、


「靴を脱ぐ・脱がない」


これだと思います!!


靴を脱ぐ日本人。靴を脱がない欧米人。

これは玄関の設計を考える上で決定的なお互いの

相違をあらわにします。

日本の設計者にとって玄関の設計とは


「どのように靴を脱がせるか脱いだ靴をどこにしまうか」


など、想像以上に問題が盛りだくさんです。


靴を脱ぐことは


「気心を許しあえること」


だと思います。


ホテルのホールで行うパーティーと旅館で行う大宴会とでは、

靴を脱いでる旅館のほうが一歩踏み込んだ間柄になれそうな気がします!

玄関とは一緒に住む方々を親密にすることができる

装置なのかもしれませんね。

玄関を設計する際は、靴を脱ぐことの意味を理解した上で、

それをどのようなカタチに落ち着かせるか考えなければなりません。

良いことがあった時、

悲しいことがあった時、

嫌なことがあった時、、、

どんな時でもどんな自分でも迎えてくれる、

家族が待つ家の入り口。

ドアの向きや種類、たたきの形、下駄箱の位置やサイズ、

1つ1つをこだわってみると、

新たなライフスタイルが創れるかもしれないですね。

将来を見据えた家づくり

先日何気なくテレビを見ていたら、日本社会の高齢化が特集されていました。
弊社の所在地、徳島県美馬市も高齢化の一途を辿っています。

私たちの住宅業界でも、高齢者にやさしい家づくりというものが
1つの課題となっており、高齢者向けの仕様=バリアフリー住宅に関して、
最近はお客様からお問い合わせも多く頂戴致します。

私どもに家づくりをお任せいただける方の中で、
最も多いのは30代の子育て世代、
次に多いのが50~60代の建て替え世代です。

建て替え世代の方は、やはりご自身たちにとって暮らしやすい家をと、
また30代の方の中で親御様と同居される方からは親御様のためにと、
バリアフリーの仕様に関心を持たれます。

親御様と同居されない30代の方も、多くの方が組まれる住宅ローンを
払い終える頃には50代60代です。その時の暮らしを視野に入れて、
今からバリアフリーを見込んだ家づくりの相談をされる方が最近では
多いです。

では、高齢者にやさしい家づくりとはどのいったなものがあるでしょうか?

以下は、ステップホームズでお客様からご相談を受けた際に対応している、
高齢者向け仕様の一例です。

<玄関周り>
・玄関ドアを車いすが出入りできるよう、幅90cm以上確保
・玄関を車いすが出入りしやすいよう、上がり框の段差を低くする
(スロープを設ける)
・アプローチ部分に手すりを設置する

<廊下>
・車いすでの生活を考慮し、廊下幅を90cm以上確保する
 なお車いすの幅は、基本的に70cm以下なので、車いすが通る廊下の幅は
 90cm以上が通過しやすい幅です。ただし、廊下で車いすと人がすれ違う
 ためには120cmほどの幅が必要です。
 また曲がり角のある廊下の場合は、車いすを回転させる必要があるため、
 140~150cmの幅が望ましいです。
・車いすでの生活を考慮し、へこみや傷のつきにくい、
 強度の高い床材を使用する
・歩きやすいよう、廊下の壁に手すりなどを付ける

 他にも、そもそも廊下のない間取り配置というのもご希望に合わせて
 ご提案させていただいています。

<居室>
・つまずきにくいよう、敷居の段差をなくす
・寝室は、トイレに近い場所に設置する
・居室内に手すりを設置する

<浴室>
・動きを補助するための手すりを設置
・出入り口の段差をなくす
・浴槽をまたぎやすいように、45cm以下の高さにし、欲槽底と洗い場の
 高低差をなくす
・滑りにくい浴室床材を使用

<トイレ>
・体を支えるための手すりを設置

<扉・照明>
・扉を、開閉しやすい引き戸にする、またはレバーハンドルを付ける
・照明のスイッチを、使いやすいワイドスイッチにする


もちろんお若いご家族が、全てを新築の時から組み込む必要はないかも
しれません。今のライフスタイルとかけ離れた物になってしまう可能性がありますので。
しかし今はお若い方も、いずれは必ず高齢者となります。
いつまでも長く快適に過ごすことができるよう、私たちは先々を見据えた
間取りなどの家づくりを大切にしています。